偏光や調光レンズタイプのサングラス
【偏光レンズ】

シントリクス/BK
(ポラール3FXグレイレーザー)
【調光レンズ】

カットライン/ホワイトグロス
(インパクトX2-調光パープル)
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●紫外線対策に様々なレンズ
無色透明な、眼鏡レンズであってもUVカットが施されているレンズもあります。つまり、色が濃いだけでは「眩しさ」は防げても「紫外線」を防ぐことは出来ません。サングラスは、もちろん「UVカット」されているものを選びましょう。機能的なサングラスレンズとして「偏光レンズ」「調光レンズ」があります。
【偏光レンズ】
偏光とは、特定の方向にしか振動していない光・・・というと難しいですが、よく釣りをする方が、水面の反射を抑えて水底まで見えるサングラスを使っているのが偏光サングラスです。水面や芝生など、表面反射では偏光を含みます。偏光レンズは、表面反射をとる効果があります。
※注意!
偏光レンズでは、水面の波の影響で偏光の効果が変わります。あと、パソコン・カーナビ・携帯画面など、液晶画面が見えなくなります。これは、液晶画面が偏光の特性を利用している為に起こります。ただし「RUDY PROJECT/ルディプロジェクト」の偏光調光サングラスは、一般の偏光サングラスより、液晶画面が見やすく設定されています。
【調光レンズ】
透明なレンズ・固定色のサングラスは、光量の変化(晴れたり・屋内外の頻繁な出入りなど)を実用的に考えると不完全な部分が多いです。レンズ自身が紫外線量に反応して、色の濃さに変化をつけるのが「調光レンズ」です。
※開発経緯!
調光レンズの開発経緯は、米ソ冷戦時代、核実験の爆発で起こる火球の放射にさらされたときに「すぐに色が濃く変化するレンズ」として開発されました。結果的に“すぐに変化する”とまでは行かず失敗に終りました(変化完了まで30分かかった)が、商用に技術転用され、最近では変化完了まで6分以内という精度になりました。
光のレベルが高すぎたり、グレア(眩しさ)が生じたりしたときに入射光を減らし、光のレベルが低くグレアが問題ではないときは、十分に光を入れるように「色の濃淡を調整」します。原理は、紫外線放射によって起こる化学反応を利用しています。
〜色の濃さが変わる「調光レンズ」の不思議〜
●調光・偏光ならではの注意点!
紫外線にさらされる調光レンズの特性上、経年変化が起こります。季節や気温等、ご使用環境によって色の濃淡の変化に差が生じます。冬場は濃い目に、変化する傾向があります。偏光レンズは、高温にさらされたり長時間水没すると偏光フィルターが破損する恐れがありますのでご注意下さい。
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